Cの福音 楡周平

Cの福音 楡周平を読んだ。
ハードボイルド小説。
Cとはコカインのこと。

Cの福音は楡周平の処女作。
主人公は朝倉恭介。

朝倉はアメリカから日本へコカインを密輸する方法を開拓する。
日本では、誤送されてもちゃんと倉庫に荷物は保管されている、という盲点をつくものだった。
コカインを誤送し、それを分からないように取り替える。

ネットのニフティサーブを利用し、匿名でコカインを売りさばいていく。

ストーリーの展開が速く、思ったよりすらすら読める。
面白い。
日本の物流は閉鎖的、鎖国状態と作者には映ったようですね。そのため消費者が割の高い料金を支払わされている。

次は、再生巨流を読む。



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